アラサー元WEBエンジニアの国内ワーホリ日記

無職?ファーマー?エンジニア?な日々

畑で見る虫たち(北海道編)

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(ミツバチがスイカを食べてます)

最近は、スイカの収穫が終わり畑の片付けをしてます。ハウスのビニール外しや枯れたスイカの蔓集め、マルチ(畝にかぶせる黒いビニール)を剥いだりなどですね。

熟しすぎたスイカが強烈なにおいをかもしているので、体力以上に精神にキます。中身がブヨブヨになったスイカを誤って足で踏んだときなんかは苦笑いしてます。。

そんな畑ですが、いろんな虫が見られるのでちょっとご紹介を。

ハチ

冒頭の写真は割れたスイカに寄ってきた
ミツバチですが、例年はスズメバチが多くいるそうです。
『危険だから普段は割れたスイカは人が近づかない所に置くけど、今年はほとんどミツバチなので放置してる』と自分がお世話になってる農家さんは言ってました。とはいえ、ミツバチの中にスズメバチが混ざってるときが有るので近づくとちょっと怖かったり。

このミツバチたち、受粉用に近くに巣箱が置かれてるのですが、もとから北海道に居るのではなくて、高知の蜂屋さんからレンタルしてるみたいです。北海道では越冬できないため取り寄せていると。北海道産のスイカとはいえ、元をたどると高知に行き着くとか面白いなぁ、とかなんとか。


アブ

秋になり自然と見なくなりましたが、夏はよくアブに絡まれました。よく見る種類は2つで、黄色で3〜4センチ、白色で2センチほどのがいました。
特に白色のアブは厄介で、体に止まってすぐ刺しにくるので迷惑なやつでした。黄色いのはノンビリしていて、止まっても払う時間があるため刺された覚えがないほどです。たまに着地に失敗してひっくり返る姿を見せてくれたり、黄色いのはうっとおしいけどどこか憎めない種類のアブでした。

北海道でも白黒の縞模様のヤブ蚊?は見るのですが、畑で灰色の蚊を見つけられたのは新鮮でした。刺されて叩いた後に気づいたわけだけど。
これは北海道ではないですが、白黒ではない蚊(黄色や赤っぽい色)で、寝室で電気を消してしばらくしてから飛び始める蚊がいてイライラすることが年に一度はあります。頭良いなと思うけど。

ハエ

作業中に鼻や耳の穴に突撃されるので迷惑でした。特にカボチャ畑にはたくさんいて困りましたね。
おやつの時間に、場所によっては座っていると徐々に体にまとわりついてくるので不快だったりも。いろんな種類のハエを見ますが、まとわりついてくるのは1種類だけなので、この種類の違いによるスタイルの違いは何なんだろうと不思議だったりします。

赤トンボ

最近はよくオスとメスが連結して飛んでます。夏には1匹だけで飛んでいたのに、季節が変わったなと実感させられます。
そんな赤トンボですが、よく雨上がりの水たまりに卵を産みつけてます。数日で干上がるので、きっとヤゴは産まれないでしょう。水たまりどころか、ただのマルチに産みつけてるトンボもいて、なぜそこが水面に見えるのか、目が良いはずのトンボがどうして。。と不思議な気持ちになりながら、マルチを剥いでます。


他にも、ダンゴムシや土蜂やアリなんかを見ます。なんだかんだで畑は虫がいっぱいですね。

雲海テラスや帯広とか - 農業ヘルパーの休日

https://instagram.com/p/7U4xRqj0P3/

(雲海テラスのクラウドウォーク。最近(2015年9月1日)できたばかりです)

 

休日にヘルパー仲間と占冠帯広で観光してきました。 

占冠

この占冠という地名、「しむかっぷ」と読みます。音読みと英語読み?の組み合わせでちょっと面白いです。星野リゾートトマム雲海テラスを見に行きました。

www.snowtomamu.jp

こちらですね。泊まってませんが。

 

朝4時半ごろにゴンドラに乗り、5時ごろには頂上のテラスで朝日を待ってました。

当日は雲海発生確率が40%と微妙な数字でしたが、冒頭の写真のように綺麗な雲海を拝むことができてよかったです。

 

ちなみに、朝日が出た瞬間のテラスはこんなかんじ。

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 みんな手を伸ばしてスマホやカメラで撮影してました。

 

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ちょっと離れて撮影。中央やや上に見えるのがゴンドラで、大人は往復1900円です。

 

 

帯広

豚丼のぱんちょう

朝日を見たあと、せっかくだからと帯広にも足を運びました。帯広といえば豚丼。ということで、「豚丼のぱんちょう」へ。

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おなか減りすぎて出てきたらすぐ食べちゃいました。写真取るの忘れてたので、食べログのリンクでも張っておきます。美味でした。

tabelog.com

 

ばんえい競馬

機会があれば行ってみたいと思っていたばんえい競馬。さすがに迫力ありました。

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世界でたったひとつ。馬と人間が刻む北のロマン。

ばんえい競馬」は鉄ソリを馬に曳かせ、全長200m、途中に2カ所障害(坂)のある直線コースで競うレースです。
よく知られている平地競馬とは違い、スピードだけではなく、馬の重いものを引っぱる力と持久力そして騎手のテクニックの勝負です。
このレースは北海道開拓に活躍した農耕馬で農民たちがお祭り競馬として楽しんでいたものがシステム化され現在の形に発展したもので、すでに35年以上の歴史をもち、北海道をが育てた世界でたったひとつの「ひき馬」競馬として内外の注目を集めています。
緑豊かな北の大地で繰り広げられるこの「ばんえい競馬」は今、最もパワフルな競馬です。

出展:ばんえい十勝オフィシャルホームページ

 

普通の競馬と違い、止まって進んでの繰り返しでハラハラしました。結局自分が買った馬券は外れましたが、初のばんえい競馬で楽しめました。

 

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銀の匙」のたまこさん。他にも銀の匙のキャラのパネルがいっぱいありました。わりと銀の匙をプッシュしてます。

 

柳月トスカチーナ

スイーツでも食べようということで「柳月トスカチーナ」へ。

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店内のカフェでパスタセットを頼んだのですが、こちらもあいにく写真撮り忘れ。。豆乳のカルボナーラを食べました。北海道に居る間にまた行きたいと思います。

www.ryugetsu.co.jp

 

 駆け足でしたがこんな感じで休日を過ごしてます。気になったのは、動物注意の看板がそこかしこにあったことで、この日も車からキタキツネやエゾジカを見ました。稚内へ行ったときも電車がエゾジカとぶつかり到着時刻が遅れたりしたので、夜間に車で移動するときは注意が必要ですね。ワイルドな感じです。

普段の仕事(農業ヘルパー/カボチャ編)

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(スイートコーン畑。今回の記事とは関係ないですね。最近天気がよくなくて、きれいなカボチャ畑が撮れなかったんです。。)

 

あらためて、カボチャ畑

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畑一面カボチャの葉っぱ。この畑は山際までカボチャが侵食してます。

 

スイカの収穫がひと段落し、最近はカボチャやスイートコーンなどの作業が多くなってきました。

ということで、今回はカボチャの収穫作業について。

 

作業内容

1.収穫

はさみでつたとカボチャを切り離します。

先端が丸みを帯びてるカボチャの収穫専用のはさみを使ってます。このはさみ、安くても6000円するみたい(!)で値段聞いて驚きました。専門道具ってやつはやっぱ高いですね。 

かぼちゃ軸切鋏

かぼちゃ軸切鋏

 

 (こんな感じらしいです)

 

それと、上の写真からわかるように、まず葉っぱでカボチャが見えないので、足で茎を踏み分けながら探します。見逃しやすいので神経使いますね。

つたと切り離すとき、ヘタは5ミリ以下にする必要があって、でも切りすぎてもいけないので、これも神経使います。

 

2.コンテナ詰め

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こんな感じでコンテナに詰めます。

2週間ほど放置して、ヘタが乾くのを待って出荷するそうです。

接地してた部分が黄色く見えますが、放置してる間に緑になってほどよくなるそうです(スイカもこうだったら裏返さなくて楽なのに。。)。

 

その他 

 いろんな農家さんで同じ作業をしてますが、指示内容が微妙に違って面白いです。

「たとえ硬くてもカボチャは繊細で傷つきやすいからそっと詰めてね」

「適当に投げ込んじゃって良いよ」

とか、

「カボチャの茎は全部倒して見逃しが無いようにすると良いよ」

「全部倒してると時間かかるからちょっとずつのほうが良いかも」

とか、人それぞれ。

用途が加工用と店頭用で違ったりってのはあるけど、同じ作業でも気にするところがぜんぜん違うんだなと。

 

なんとなく、ある会社では「これは絶対やっちゃいけない」と言われたことが、別の会社では「気にせずやっても良いよー」と言われた会社員時代を思い出しました。フリーソフトのインストールとか外出時の情報共有なんかが、とくに会社によってまちまちでしたね。

 

 

とりあえず、はさみで出来たタコがわりとイタいのではやく治ってほしいです(~_~;)

 

稚内は日本最北端の地へ - 農業ヘルパーの休日

https://instagram.com/p/6YmJFpD0EG/

(日本最北端の地にあるモニュメントです)

 

仕事が無い日に稚内へ行き、宗谷岬にある日本最北端の地へ行ってきました。

 

間宮林蔵の立像

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初めて日本から樺太に渡り、樺太が島であることを発見した探検家、間宮林蔵の偉業をたたえた立像。林蔵は、世界地図に日本でただ一人「間宮海峡」という日本人名を残しました。

出展:歴史文化・観光施設 - 間宮林蔵の立像 | 一般社団法人 稚内観光協会公式サイト

 

最北端の地のモニュメント近くに間宮林蔵の像がありました。現地へ行くまで知らなかったのですが、江戸時代に樺太を探検した日本人がいたとは。。勉強不足ですみませんが、あらためてロマンを感じました。

 

ぶっかけ丼

f:id:usi33:20150821203002j:plain宗谷岬で食べられる宗谷三色丼です)

 

ウニが口の中で溶けました。至福のひと時を2,380円で。お高いですが、せっかくなのでいかれた方は是非。稚内駅からバスで来た場合、帰りのバスが1時間に一本ほどなので、乗り遅れないように注意してください。自分は危うく乗り遅れそうになりました。。

 

波照間から稚内

ニシ浜ビーチ

https://instagram.com/p/3xNGaxD0KJ/

波照間島のニシ浜ビーチです)

 

実は、宮古島での農業バイトが終わってから数日間、石垣島竹富島波照間島などを巡ってました。写真は波照間の西浜ビーチで泳ぐことができます。

 

宮古ブルーに負けず劣らず、鮮やかな青色の海が広がってました。人はもちろん、ウミガメも泳いでます。海草食べたり息継ぎしてるところに近づいて、運よく甲羅にタッチできました。ちょっと感激しました。

  

日本最南端の碑

https://instagram.com/p/3xF0Arj0Ou/

(日本最南端平和の碑)

 

近くに星の観測所があり、夜は南十字星が見られます。運がよければですが。本当に明かりが少ない島で、道路に寝転がってずっと綺麗な星空を眺めてました。

ということで、波照間島の最南端から稚内の最北端へ約2ヶ月ほどで到達。やればできるんですね。 

スピッツトビウオという曲に、「波照間から稚内へ~」というフレーズがあり、冒頭のモニュメントを見たときに頭の中を流れて感慨深かったです。

 

住み込みでバイトや仕事をすると、なかなか行けない場所へ観光に行けるのが良いなぁって思った、そんな日でした。

「日本で最も美しい村」の美瑛町に行ってきました

 

https://instagram.com/p/6ElHtBj0JI/

 

美瑛町にある「北西の丘展望台」からの1枚。時期がもう少し早ければ、綺麗なラベンダーを楽しめたかもです(^_^;)

 

前から興味があった美瑛町

仕事が休みの日に行ってきました。
なぜ美瑛町かと言うと、

usi33.hatenablog.com

で話を聞いて、一度行ってみたいなと思ったためです。
 
今回は、美瑛駅の周りを散策しました。駅のいちばん近くにあるレンタサイクル屋さんで自転車を借りて観光スポットを巡りました。
 
ちなみに、そのお店では店員のおじいちゃんに行きたいところを伝えると、所要時間や行き方、注意するところを目の前で地図に書いて説明してくれました。とても助かりました(*_*)
 
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地図はこんな感じです。握りしめながら運転してたのでクシャクシャになりました。。。

 

とにかく、木、木、木

ポプラ並木やパッチワークの丘はとてもキレイですが、名所がとにかく変わった木のオンパレードでした。
 
 

ケンとメリーの木

 

 

https://instagram.com/p/6EdrWoD0Ov/

美瑛の丘陵地帯に立つ1本の大きなポプラの木である。1972年(昭和47年)9月から1977年(昭和52年)まで発売された日産自動車4代目スカイライン「ケンとメリーのスカイライン」(ケンメリ)のCM第15作「地図のない旅」編の撮影で使われた。

 

出展:ケンとメリーの木 - Wikipedia
 
 自分と同じように、レンタサイクルで観光している人や観光バスで来ている人でいっぱいでした。
 

セブンスターの木

 

https://instagram.com/p/6Egl_OD0C3/

1976年(昭和51年)に日本専売公社(現在のJT)のたばこ「セブンスター」テレビCMにも使われたことから、「セブンスターの木」と名付けられた柏の木。

出展:美瑛町 - Wikipedia

 

こちらも観光客が多かったです。近くに駐車場があるので、車で行くには良いかもです。

 

親子の木

 

https://instagram.com/p/6EiKK-D0FS/

3本の「かしわの木」が高台に仲良く寄り添って立っており、冬の風雪や夏の風雨にも負けないで堂々と立っている姿はまさしく親子のようであることから「親子の木」と呼んでいる。

出展:親子の木 - じゃらんnet

 

農地の中なので立ち入り禁止でした。こちらは駐車場がないので、車で見に行く場合はちょっと気をつける必要があるかもです。

 

あとは、やっぱりカルビーのポテトチップスのふるさとなだけあり、ジャガイモの倉庫や契約栽培農家さんらしき家や畑が点々としていて、本で知ったことが実際に確かめられて面白かったです。

スマート・テロワール : 農村消滅論からの大転換

スマート・テロワール : 農村消滅論からの大転換

 

 

 

他にも、マイルドセブンの丘やポテトの丘なんかも見どころみたいなので、時間がある方はいかがでしょうか。自分は時間がなくて行けませんでしたが、、
 
ちなみに、レンタサイクルは1時間200円ほどです。3時間あれば大体廻れるかと思います。
 
それと、観光に来ている中国人がたくさん居たので、中国語が話せると楽しいかもと思いました(^_^;)
 
 

普段の仕事(農業ヘルパー/スイカ編)

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今働いてる畑です。スイカの畑。スイカ、見えないですけども。


ブログのタイトルに「日記」ってつけてるけど、最近日記な記事書いてないことに気づきました。

なので、ちょっと更新頻度上げてみます(って書いた記事が最後のブログ、ありますよね)。


今のところのスイカの仕事は、
1、収穫
2、荷造り
3、玉返し

の3つ行ってます。

1、収穫

大きくなったスイカを収穫します。一玉4〜10キロほどのスイカを2つ、両手に抱えて軽トラに積んでます。毎日トラック10台分ほど。北海道とはいえ夏は30度超える日もあるので、炎天下だと汗がすごいです。腕や腰にきます。

2、荷造り

収穫したスイカを箱詰めします。その際、大きさと等級で選別します。等級は「並、良、優、秀」の順で良くなります。地域によっては赤秀や青秀を使うところや、そもそも選別は農協任せ?なところもあるようです。だいたい500〜1000玉を1日で荷造りしてます。

3、玉返し

スイカは地面との接地部分が黄色い状態で成長します。圧力がかかると緑色にならないためです。まんべんなく緑にするため、いちど横に置きかえる必要があります。基本的には全てのスイカが対象で、もちろん人力です。広大な畑を前にすると無心になれます。


ということで、腕や腰をいたわりつつ、滝のように汗を流しながらスイカと戯れてます。とはいえ、体動かしながらかく汗は気持ち良いので気に入ってます。

サーバーダウンなんかでかく、冷たい汗とは比較になりません(´Д` )

農業ヘルパーとして北海道にやってきました

https://instagram.com/p/50P-B-j0O-/

札幌時計台。夜中の撮影です。


北海道に農業ヘルパーとしてやってきました。とりあえず3ヶ月ほど。


農業ヘルパーとは?

「農業ヘルパー」とは、繁忙期などで人手が足りない農家さんのもとで農作業や出荷作業などを手伝うスタッフのことです。

出展:New!!大自然の恵みを浴びて美味しい野菜と思い出作り!“ふらの”で農作業ヘルパーを募集!|農家のおしごとナビ

いろんな作物に関われたらというのと、北海道ならではの大規模な農業を直接見たくて応募しました。あと、何より涼しいので。


作業初日

スイカの収穫や荷詰めを行いました。

個人的に、北海道といったらメロン。スイカといったら夏。だったので、涼しい北海道で育てられてることに驚きました。世間知らずでスミマセン(*_*)


ちなみに

シカだけでなくヒグマもスイカを食べるようで、畑に降りたときのスイカの食べ方を教えてもらいました。

10個ほどかき集めて食べて、またかき集めて食べてというのを繰り返すそうです。皮が積み上がり、ヒグマが通った後はちょっとした道が出来るそうです。

いやー、農家さん笑いながら話されてたけど、むちゃくちゃこわい(≧∇≦)

夕方から早朝にかけて活動するみたいで、作業後の畑には絶対近寄らないと心に決めました。。。