普段の仕事(農業ヘルパー/カボチャ編)
(スイートコーン畑。今回の記事とは関係ないですね。最近天気がよくなくて、きれいなカボチャ畑が撮れなかったんです。。)
あらためて、カボチャ畑
畑一面カボチャの葉っぱ。この畑は山際までカボチャが侵食してます。
スイカの収穫がひと段落し、最近はカボチャやスイートコーンなどの作業が多くなってきました。
ということで、今回はカボチャの収穫作業について。
作業内容
1.収穫
はさみでつたとカボチャを切り離します。
先端が丸みを帯びてるカボチャの収穫専用のはさみを使ってます。このはさみ、安くても6000円するみたい(!)で値段聞いて驚きました。専門道具ってやつはやっぱ高いですね。
(こんな感じらしいです)
それと、上の写真からわかるように、まず葉っぱでカボチャが見えないので、足で茎を踏み分けながら探します。見逃しやすいので神経使いますね。
つたと切り離すとき、ヘタは5ミリ以下にする必要があって、でも切りすぎてもいけないので、これも神経使います。
2.コンテナ詰め
こんな感じでコンテナに詰めます。
2週間ほど放置して、ヘタが乾くのを待って出荷するそうです。
接地してた部分が黄色く見えますが、放置してる間に緑になってほどよくなるそうです(スイカもこうだったら裏返さなくて楽なのに。。)。
その他
いろんな農家さんで同じ作業をしてますが、指示内容が微妙に違って面白いです。
「たとえ硬くてもカボチャは繊細で傷つきやすいからそっと詰めてね」
「適当に投げ込んじゃって良いよ」
とか、
「カボチャの茎は全部倒して見逃しが無いようにすると良いよ」
「全部倒してると時間かかるからちょっとずつのほうが良いかも」
とか、人それぞれ。
用途が加工用と店頭用で違ったりってのはあるけど、同じ作業でも気にするところがぜんぜん違うんだなと。
なんとなく、ある会社では「これは絶対やっちゃいけない」と言われたことが、別の会社では「気にせずやっても良いよー」と言われた会社員時代を思い出しました。フリーソフトのインストールとか外出時の情報共有なんかが、とくに会社によってまちまちでしたね。
とりあえず、はさみで出来たタコがわりとイタいのではやく治ってほしいです(~_~;)