畑で見る虫たち(北海道編)
(ミツバチがスイカを食べてます)
最近は、スイカの収穫が終わり畑の片付けをしてます。ハウスのビニール外しや枯れたスイカの蔓集め、マルチ(畝にかぶせる黒いビニール)を剥いだりなどですね。
熟しすぎたスイカが強烈なにおいをかもしているので、体力以上に精神にキます。中身がブヨブヨになったスイカを誤って足で踏んだときなんかは苦笑いしてます。。
そんな畑ですが、いろんな虫が見られるのでちょっとご紹介を。
ハチ
冒頭の写真は割れたスイカに寄ってきた
ミツバチですが、例年はスズメバチが多くいるそうです。
『危険だから普段は割れたスイカは人が近づかない所に置くけど、今年はほとんどミツバチなので放置してる』と自分がお世話になってる農家さんは言ってました。とはいえ、ミツバチの中にスズメバチが混ざってるときが有るので近づくとちょっと怖かったり。
このミツバチたち、受粉用に近くに巣箱が置かれてるのですが、もとから北海道に居るのではなくて、高知の蜂屋さんからレンタルしてるみたいです。北海道では越冬できないため取り寄せていると。北海道産のスイカとはいえ、元をたどると高知に行き着くとか面白いなぁ、とかなんとか。
アブ
秋になり自然と見なくなりましたが、夏はよくアブに絡まれました。よく見る種類は2つで、黄色で3〜4センチ、白色で2センチほどのがいました。
特に白色のアブは厄介で、体に止まってすぐ刺しにくるので迷惑なやつでした。黄色いのはノンビリしていて、止まっても払う時間があるため刺された覚えがないほどです。たまに着地に失敗してひっくり返る姿を見せてくれたり、黄色いのはうっとおしいけどどこか憎めない種類のアブでした。
蚊
北海道でも白黒の縞模様のヤブ蚊?は見るのですが、畑で灰色の蚊を見つけられたのは新鮮でした。刺されて叩いた後に気づいたわけだけど。
これは北海道ではないですが、白黒ではない蚊(黄色や赤っぽい色)で、寝室で電気を消してしばらくしてから飛び始める蚊がいてイライラすることが年に一度はあります。頭良いなと思うけど。
ハエ
作業中に鼻や耳の穴に突撃されるので迷惑でした。特にカボチャ畑にはたくさんいて困りましたね。
おやつの時間に、場所によっては座っていると徐々に体にまとわりついてくるので不快だったりも。いろんな種類のハエを見ますが、まとわりついてくるのは1種類だけなので、この種類の違いによるスタイルの違いは何なんだろうと不思議だったりします。
赤トンボ
最近はよくオスとメスが連結して飛んでます。夏には1匹だけで飛んでいたのに、季節が変わったなと実感させられます。
そんな赤トンボですが、よく雨上がりの水たまりに卵を産みつけてます。数日で干上がるので、きっとヤゴは産まれないでしょう。水たまりどころか、ただのマルチに産みつけてるトンボもいて、なぜそこが水面に見えるのか、目が良いはずのトンボがどうして。。と不思議な気持ちになりながら、マルチを剥いでます。
他にも、ダンゴムシや土蜂やアリなんかを見ます。なんだかんだで畑は虫がいっぱいですね。